
6日の土曜日からはじまったヨコハマトリエンナーレに行ってきました。やはり3.11の大震災を受けた作品が多く、個人的な思想を表現した作品に比べスッと心に響くものがあり、あの天災によって今を生きる私たち日本人に共通の感情が生まれていることを改めて考えさせられました。そして、東京で生まれたホーチミンに住むアーティストが震災が起きた翌日から、自分には何ができるだろうと考え、ひとつのプロジェクトをおこしていました。すべては被災した日本人のために、被災地にも赴いて。ふと自分の生活が満たされていると、他人事となってしまう自分の小ささに、社会性が含まれたアートはお灸をすえてくれたような気がします。
メイン会場は、日本郵船海岸通倉庫広場(BankART Studio NYK)と横浜美術館の2会場。そして特別連携プログラムとして開催中の新港ピアと黄金町エリアの計4会場を無料バスで結んでいるので1日楽しめるトリエンナーレとなっていました。
それではまずは、BankART Studio NYKの模様から!

DEWAR & GICQUEL (デワール&ジッケル)《Sans titre, 2007》
ダニエル・デワール:1976年 フォレスト・ディーン(イギリス)生まれ。パリ在住
グレゴリー・ジッケル:1975年 サン=ブリユー(フランス)生まれ。パリ在住



Rina BANERJEE(リナ・バネルジー) 《I'll get you my pretty!》2009
1963年、コルカタ(インド)生まれ。ニューヨーク在住



Henrik HÅKANSSON(ヘンリック・ホーカンソン)
1968年 ヘルシンボリ(スウェーデン)生まれ。フォルケンベルグ、ベルリン在住



Henrik HÅKANSSON(ヘンリック・ホーカンソン)


Henrik HÅKANSSON(ヘンリック・ホーカンソン) 《Fallen Forest》 2006


Jun NGUYEN-HATSUSHIBA(ジュン・グエン=ハツシバ)
《呼吸することは自由 12,756.3:日本、希望と再生、1,789km》2011年





Sigalit LANDAU(シガリット・ランダウ 《Barbed Salt Lamps 2008》
1969年 エルサレム(イスラエル)生まれ。テルアビブ在住










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