May 10, 2011

「ファンタジア」 Bruno Munari

BrunoMunari_Fantasia

MUJI BOOKSでおもしろそうだな、とiPhoneにメモしたこちら。近所の図書館で借り、読了(いつも買わずに、このパターン結構します)。彼の講義を受けているような感覚の本でした。たくさんの図版がはさみ込まれていて、中には、柳宗理が折ったおりがみや、野菜の茎はスタンプになる!と実際にさまざまな野菜で押された見本がでてきたり、彼の脳にはこういった楽しいアイデアがいっぱい詰まっていたのでしょうね。教育という点で、子育て本としても要チェックです。


<以下本書より印象に残った言葉たち>

-完璧さとは美しい、が、愚かしくもある。完璧さを知り、使い、破壊しなければならない。


※「ファンタジア」:これまでに存在しないものすべて。実現不可能でもいい。

-ファンタジアの豊かさは、その人の築いた関係に比例する。その人が極めて限定的な文化の中にいるなら、壮大なファンタジアはもてず、常に今ある手段、すでに知っている手段を利用せざるをえない。
もし想像力にあふれ、息の詰まったファンタジア(多くの大人たちのような)ではなく、のびのびとしたファンタジアに恵まれた人間に育てたいなら、可能なかぎり多くのデータを子供に記憶させるべきだ。記憶したデータが多ければその分より多くのかんけいを築くことができ、問題につきあったってもそのデータをもとに毎回解決を導きだすことができる。


-一連なりのイメージを知ることは、変化をりかいすることにつながる。洋梨はたんに洋梨なのではなく、木、花、過日を経過した種から種へ変化する、ある瞬間でもあるのだ。



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